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 日本やアメリカだけでなく、中央銀行(金貸し)がお金をコントロールする国々では、莫大な財政赤字を抱えています。 恐ろしいのは、そういった国の殆どの人々が、国家の放漫財政が赤字の原因であるかのように、洗脳されてしまっていることです。

 国がお金を使うのは国民のため。確かに不適切な予算消化もあるでしょう。でも国がお金を使うからこそ、日本経済が成り立っています。使ったお金が世の中に循環せず、一部権力にのみ富が集中し吸い取られることが問題の本質です。一部の富裕層と大企業が貯め込んでいるお金が1000兆円もあり、これが国の借金そのものです。今の税制のままでは、決して豊かとは言えない一般庶民の暮らしを犠牲にしながら、益々富裕層にお金が流れ込んでいくことになってしまいます。日本国内でお金が回るうちは、まだ国の政策で救いようもあるのでしょうが、貿易赤字の拡大と共に、海外投資家に流れていくお金は毎年7兆円にも及ぶのだそうです。 消費税を1%上げてもせいぜい2兆円です。現在の社会状況を鑑みず、間接税は水平的に公平な税であるとし、消費税増税を推進する政治家や評論家は、いくら社会的に地位があっても、人道的に全く信頼することができません。更に『秘密保護法案』で、国の財政にかかわる情報隠ぺいが絶対に許されてはなりません。


 今の日本の政治は、いったい誰のためにあるのか、本質的な存在意義が大きく疑われます。国民の知らないところで、日本は闇の権力に支配される奴隷国家になっているようにさえ見えます。 国民全体の幸福度を最大限上げる方向性に舵を取ることが、国政に求められる全てです。日本は、世界に誇れる平和で豊かで人が暮らしやすい国であることを望みます。でも、それを願い実現することができるのは日本人だけです。日本に救世主の出現が求められます。今を生きる人々の力で変えましょう。

日本はいったい誰に借金しているのか?